2017年2月12日日曜日

年間第6主日

第一朗読:シラ15・15-20
第二朗読:一コリント2・6-10

福音:マタイ5・17-37、または5・20-22a、27-28、33-34a、37

皆さんおはようございます。
おかげ様で京都の総会から無事に戻ってきました。
寒い札幌からでて、温かい京都だと思っていましたが、到着してびっくりしました。
札幌と一緒でした。
一週間雪でした。
京都の人々も珍しいことだと言っていました。
やはり、神様からケンちゃんのためにプレゼントでした。
総会は7日の夜に始まりました。
7日の朝は、メリノール神父たちはジュスト高山右近の列福式に参加しました。
1万人位の信者達が集まりました。
彼の人生の話は神様の為の愛の物語です。
美しく信仰の強いカトリック信者でした。
そして昨日の朝、ルルドの聖母マリア様の祝日を祝いながら、「世界病者の日」を通して病気の信者達のために祈りました。
ルルドの物語も愛の物語です。
イエス様のお母様マリア様は、私達可哀そうな人間の弱い心弱い体を解って、イエス様を通してルルドの水を祝福して、癒すために奇跡の物語ですね。
素晴らしい歴史的な出来事です。
そして、目の前の14日はケンちゃんが大好きなバレンタインの日です。
この祝日も愛が一杯の物語です。
皆さん、バレンタインの物語を解ってると思いますが、初期キリスト教会3世紀の中で住んでいるバレンタイン神父は一生懸命教会の仕事を行っていました。
当時のローマ皇帝クローディアス2世はいろいろ戦争で戦っていました。
そのために彼が、軍人達に独身生活の命令をしました。
しかし、バレンタインは秘密で恋人の結婚式をしました。
その行事のためにクローディアスはバレンタイン神父を刑務所に入れて殺させました。
刑務所にいる間に結婚した夫婦達を勇気づけるようにメッセージを書いて送りました。
そしてバレンタイン神父は愛のために殉教しました。
それがバレンタインの日の背景です。
やはり私達カトリック教会の歴史の中で、一杯の愛の物語があります。
実は、今日のイエス様の長い説教も愛について重要なポイントだと思います。
前に話しましたが、マタイによる福音は旧約聖書と新約聖書の橋に似ています。なぜなら、ユダヤ人達が一番わかりやすい内容です。
いっぱいの旧約聖書の話が入っているからです。
旧約聖書の中でモーゼは大切な人物です。
しかし、彼が神様をとおしての約束の地に到着する前に亡くなりました。
新約聖書の中でイエス様は大切な人物です。
彼が亡くなる物語を通して、約束の天国に戻って、皆のために、門を開いて下さいました。
モーゼができなかったことをイエス様が行いました。
モーゼにとって一番大切な聖書は、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、そして申命記です。
その五つの本は現代のユダヤ人達の大切な法律の中にすべて含んでいます。
モーゼが十戒を神様からいただくために、シナイ山を登りました。
それと同じように今日の福音で、イエス様は山に登って、人々に新しい法律を発表しました。
それを理解するために法について、深く考えることが必要です。
神様の法は人間の法と違います。
神様の法は私達が立派な人間に成長するためです。
人間の法は人々をコントロールすることです。
例えば、人間の変な法をインターネットを通して調べました。
フランスでは豚のペットのナポリアンという名前は禁止です。
タイでは、シャツなし運転はできません。
シンガポールではガムを食べてはいけません。
アメリカのノースダコタ州は寝る時に靴を履いてはいけない。
そして、マサチューセッツはお風呂無しで寝ることができません。
その中でちょっと変わった法ですね。
イエス様の新しい法は二つのパートがあります。
一つは法、一つは愛です。
イエス様はよく私達の悪魔の誘惑をご存知でした。
私達は自分で教会法に従っても救えないことがわかりました。
イエス様は救い主です。
私達はイエス様の兄弟姉妹です。
アブラハムの時代から神様が彼と約束しました。
それは、人々は星のように家族を作るようです。
そのために、私達は二つのことが必要です。
一つは信仰、もう一つは愛です。
ユダヤ人達は遺伝を通してユダヤ教信者になりましたが、
私達異邦人は信仰を通して信者になりました。
私達の生きがいは愛です。神様のための愛、自分の為の愛、周囲の人々に対する愛です。
ジュスト高山右近、聖ベレナレッタ、聖バレンタイン、無原罪のマリア様、また、私達救い主イエス様も愛のために人生を過ごしました。
今、私達の機会(チャンス)です。この尊い使命に頑張りましょう。
ありがとうございます。