2017年4月30日日曜日

復活節第3主日

第一朗読:使徒言行録2・14、22-33
第二朗読:一ペトロ1・17-21
福音:ルカ24・13-35

みなさん、おはようございます。
今週からゴールデンウィークですね。
どうぞみなさん、忙しい生活の中で、少し休んで回復しましょう。
私も頑張ります。仕事しない予定です。
ゴールデンウィークにむけて準備のためにお部屋を大掃除しました。
それをアメリカ人はスプリングクリーニングと言います。
冬服を片付けて、少し軽い雰囲気を作ります。
日本でも「衣替え」という同じような習慣があると聞きました。
それは少しバックトゥーザフューチャーのような行事ですね。
綺麗な春のために、冬にさよならします。
偶然ですが、私達のカトリック信仰もその通りです。
まだ、完全な素晴らしい将来はわかりませんが、イエス様に会ってから明るい将来に向かっています。
それは御復活の意味です。
将来的な出来事ですが、イエス様の模範を通して素晴らしい将来の予告のようですね。
その将来の中で、御聖体は大切な役割があります。
そのために、イエス様は何度もその様子を教えました。
福音の中で、イエス様は大勢の群衆に魚とパンで奇跡のように満腹の食事を準備しました。
そして、最後の晩餐で12人の弟子達のために、伝統的な過ぎ越しの祭りのメニューを変更し、羊とパンではなく、パンとぶどう酒のメニューを紹介しました。
そして今日のエマオで現れた出来事で、もう一度イエス様はパンを通して自分の存在を示しました。
今日の福音の面白い事はエマオへ向かう道で、2人の弟子達はイエス様に気づきませんでした。
その時、イエス様は気づかれないように変装していたようです。
なぜなら、イエス様は弟子達がパンを通して自分に気付いてもらうことを望んだからです。
また、エマオへの道で、イエス様は聖書についての説明により、どんな方法でメシアを理解できるかを教えることを望みました。
このことで私達は大切な事を学びます。
旧約聖書と新約聖書は一つの本です。
新約聖書を理解するためには旧約聖書の内容を理解するべきです。
イエス様の役割を理解するために旧約聖書の理解が大切です。
みなさんは毎回ミサに参加した時に、エマオへ行く弟子達と同じ体験をします。
それは、神父がご聖体を配る時に、パンを分けて「神の小羊の食卓に招かれた者は幸い。」と言います。
この箇所は最後の晩餐からの言葉ではなく、聖書の最後の本に述べられている言葉です。(ヨハネ黙示録199)
この内容は、天使が天国からパトモスにある刑務所にいる聖ヨハネを訪問した時に説明しました。
やはりこれは将来的な予言です。
考えると、イエス様は私達の素晴らしい未来のために、私達が準備するためにこの世にいらっしゃいました。
この世と天国の共通のものは御聖体です。
御聖体によって私達の未来を味わいます。
それは、愛一杯の美味しい未来です。
私達は本当に幸せです。
今日の福音を忘れないように英語の言葉を一つ学びましょう。
それは「companionship」(コンパニオンシップ)です。その語源は二つの言葉です。「com」は「とともに」(together)の意味で、「pan」は「パン」(bread)です。
その完全な意味は、パンを食べながら友達になることです。
みなさん、それはカトリック信者の課題です。
日曜日にイエス様の食卓に通って彼の作ったパンを食べながら、イエス様と友人になることです。
今日は教会の総会です。
その時どうして私達カトリック信者であるのかをもう一度考えます。
私達の教会の目的は、イエス様と兄弟姉妹になることです。
また、イエス様の愛の精神実践するために、お互いと全然知らない人々の命を色々な方法で救うことです。
その尊い目的に2017年の中でも頑張りましょう。
2016年カトリック円山教会のリーダー達の仕事に感謝します。
また2017年のリーダー達も未来の仕事のために宜しくお願い致します。

この業によって私達は神様の国に立っています。