2018年1月7日日曜日

主の公現

第一朗読:イザヤ60・1-6
第二朗読:エフェソ3・2、3b、5-6
福音:マタイ2・1-12

皆さんおはようございます。
やっぱり私は旅人ですね。
今日、主の公現のテーマは、旅です。
私達が信者になって、人生は霊的な旅に変化しました。
馬小屋の上の星は、神様の愛です。
私達は天のお父様を信じますので、彼が私達の人生を良いものに導いてくれます。
最近、トランプ大統領は、発表の中でNASA(アメリカ航空宇宙局)に、月からもっと遠くの場所(火星など)に行きましょうと言ったそうです。
私は福音宣教師になって旅人になりました。
初めの頃は、この生き方をまあまあ面白いと思いましたが、25年後の今振り返ると、とても素晴らしいものでした。
私は、家族や大学の友達よりも、色々な場所に住んだり、新しい言葉を勉強したり、美味しい世界の料理を食べることができました。
お金に余裕はないけど、心はお金持ちの気分です。
私の体験から、有名な旅人達の気持ちを理解します。
例えば、アレキサンダー王です。
彼は、ギリシャから東の方を旅しながら征服していきました。
聖地も彼の影響のおかげでヘブライ語を忘れて、ギリシャ語を話せるようになりました。
聖書はヘブライ語からギリシャ語に翻訳しました。
また、私の旅人のヒーローはマルコ・ポーロです。
彼は、インドと中国に旅をしました。
そしてクリストファー・コロンブスは、ヨーロッパからアメリカへ出発しましたね。
もう一人のヒーローはアメリカの極地探検家リチャード・バードです。
彼は南極を旅しました。
そして表紙の写真のアームストロングは、1969年、月に着陸して歩きました。
私は小学生でした。
そして最後の有名な旅人は、今日の3人の博士です。
3人の博士の訪問は、マタイによる福音にだけ記されています。
1000年前、ダビデ王様は、この出来事について預言しました。
詩編7211節に「すべての王が彼の前にひれ伏す」と書いてあります。
マタイは彼の名前を書きませんでしたが、詳しく内容が記録されていました。
初期キリスト教は、博士について深い興味を持っていたので、方法はわかりませんが、昔の本の中に名前がありました。
名前は、メルキオル(ペルシャ)、カスパル(インド)、ベルタサル(アラビア)です。
3人は聖人に任命されています。
遺骨は、ドイツのコロン大聖堂の中に保存されています。
幼子イエス様の前で、ひざをついたそうです。
カトリック信者達のイエス様への尊敬を表すためにひざをつく文化は、この伝統から始まったそうです。
私達の信仰生活から、3人の博士達から何を学ぶでしょうか。
一番大きなことは、3人が星を通して導いたことです。
イエス様の上の星は、愛です。愛の業を通してイエス様を探します。
私生活の中での愛の業の対象は、相手の中にあるイエス様です。
もう一つの学びは、イエス様を探すために、様々なチャレンジがあったことです。
例えば、2000年前の博士達にとっての壁はヘロデ王でした。
その誘惑を乗り越えるために、3人の博士達は夢の中で神様の声を聞いてヘロデ王の誘惑を乗り越えました。
その証拠は、別な道で各々の国に帰ることができたことです。
私達も、イエス様の存在を信仰生活の社会的な誘惑を乗り越えられます。
神様の価値観と目的、生きがいを通してできます。
博士達と同じように、自分達のためではなく、神様の仕事のために生きがいになると思います。
最後の学びは、私達もイエス様に会えば彼にプレゼントをあげたい気持ちになることです。
3人の博士達は別々のプレゼントを与えたように、私達も自分の価値観、自分の宝物から、イエス様の楽しみのためにあげるべきでしょう。
2018年の信仰生活の旅が始まりました。

今年も、昨年より信仰生活が広がるように、イエス様を探しましょう。